資格と語学学習カテゴリー
ゆとり世代の新入社員研修は、従来のものよりも進行を遅くするべきかと言えば、そうではありません。就職活動を勝ち抜いた、言わば勝ち組のゆとり世代が新入社員となっているからです。バブル期などと比べるとかなり優秀な層に該当しますから、むしろ親友社員研修の進行は従来よりも早くすると良いでしょう。
ただ、従来どおりの取り扱い方ではゆとり世代には受け入れられない可能性もあります。まずは、押し付けたり、無理をさせすぎてはいけません。根拠のない根性論を鍛えるような研修ではついてこない社員が多くなってしまう可能性が高いのです。あくまでも、実際の業務ですぐに役立つようなスキルだけを教えるようにしましょう。
根性論は通じませんが、やらなければいけないことをやるようにしなければならないという意識はあります。成果が出るという、きちんとした根拠を示せば、どのような研修でも受け入れてくれるとも言えます。
それなりに優秀な層が揃っていますし、面接などにより良識のある人だけが残っていますから、ゆとり世代だからと言って、それほど特別視する必要はありません。よほどの無茶や無理強い、おかしな研修をしなければ、問題なく受け入れてくれることでしょう。