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国債

国債とは国の発行する債券で、色々な種類があります。半年に1回決まった利子が支払われる固定利付型タイプ。半年に1回支払われる利子が変動する変動利付型タイプ。元本が変動する物価連動タイプ。額面金額より安い金額で発行され利息はなく、満期時に額面金額で償還される割引タイプ。以上の4つのうち、個人が購入できる国債は個人向け国債(固定利付型タイプと変動利付型タイ)と新型窓口販売方式(物価連動タイプ)があります。

個人向け国債の場合は元本割れがなく、銀行の定期預金より金利が高いので、安全な資産運用と言えます。ある期間までは原則、中途解約ができないため長期の資産運用に適しています。

新型窓口販売方式はいつでも市場で売却が出来、市場の価格で取引されるため売却益、売却損が発生します。株式市場は買い手が多いと株式の価格が上がり、売り手が多いと価格が下がりますが、国債市場は額面が決まっているので、買い手が多いと金利が下がり、売り手が多いと金利が上がる仕組みになっています。

最近では日本銀行が大規模な量的緩和を行い、国債を大量に購入し続けていることから、金利が低く抑えられているため、資産運用としてはあまり利益を得られない金融商品といえます。