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高校卒業後の進路、どうやって決める?

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桜と学生

高校を卒業した後の進路はとても大切です。だからこそ、どんな学校に行こうか迷ってしまいますよね。就職する、というのも一つの手段ではありますが、自分の就きたい職業のために、高校卒業後は学校に進学することをおすすめします。今回は、高校卒業後の進学先の候補である、大学、短期大学、専門学校のメリット・デメリットについて解説していきます。

大学、短期大学、専門学校の違い

【大学】

・メリット
大学のメリットは、何より4年間学ぶことができる、という点です。4年間という長い時間をかけて、知識を身につけたり、やりたいことを見つけられたりするので、将来についてじっくり時間をかけて考えたい、という方に向いています。時間がたくさんあるので、勉強だけでなく、サークルやアルバイトなど、キャンパスライフも同時に楽しめます。また、大学を卒業した場合、他の学歴に比べて初任給が高いケースが多いです。

・デメリット
大学は、時間が多く、自由度も高い分、自分でしっかり自主性を持って動く必要があります。せっかくの4年間も、だらけてしまうだけでは棒に振ってしまう可能性も。それではもったいないです。学費も高いため、奨学金を借りるかどうかという問題も出てきます。

【短期大学】

・メリット
短期大学は通学期間が2年間のため、大学よりも2年早く就職することができます。短い学生生活だからこそ集中できるという学生も多いようです。また、短期大学は小規模である場合が多く、アットホームな環境の中、マンツーマンに近い指導を受けることができます。

・デメリット
2年間という限られた時間だからこそ集中できる、という場合もありますが、短いからこそ自由な時間が少なく、制限があります。短い分、濃密な時間で勉強するため、アルバイトやサークル活動などに割ける時間が少ないでしょう。

【専門学校】

・メリット
短期大学同様、2年間という短い期間なので、集中した学びができます。また、専門学校は大学や短期大学にはないような分野を取り扱っている学校も豊富です。その中で、知識だけでなく、就職してから役に立つ、実践的な技術も身につけることができます。実戦的な技術を学ぶための実習や施設が充実しており、就職率も高く、専門的な職業に就きたい場合に非常に向いています。また、専門的な分野だからこそ、同じ目標を持つ仲間が集まってきやすく、高いモチベーションを維持できます。

・デメリット
専門学校は、分野に特化した勉強ができるというメリットがありますが、同時に在学中はその分野しか学ぶことができないというデメリットもあります。在学中にやりたいことが変わった場合や、興味がなくなってしまった場合は、学校そのものを変える必要があるのです。加えて、実習などが多いため、課題の提出などが多く、自由な時間も少ないです。サークルなどもありますが数が限られており、キャンパスライフを満喫、とはいかないかもしれません。

メリット・デメリットを理解して、学びたいことを学べる学校に進学する

学生のイラスト

勉強スタイルや将来のための準備は人それぞれです。そのため、どの道が正解かは、個人によって異なります。学びたいものは何なのか、自分にはどんなスタイルが合っているのか、きちんと考えて進学先を選んでくださいね。

例えば、ファッション関係の職業に就きたいという場合は、大学・短期大学の服飾学科を目指す、美術系の大学を目指す、ファッション系の専門学校を目指すという選択肢があります。ファッションデザイナーなどについて、実践的な環境で、集中して学びたい場合は、専門学校を選ぶと良いです。ファッション系の専門学校の中には、ファッション専門学校の東京モード学園があり、ここは「好き」を将来の仕事にしたいと強い意思がある学生にとって、技術をものにするための環境が整っています。企業と連携した授業も多く、就職率も高いです。

高校卒業後の学びは一生ものです。後悔のないよう、しっかり考えて選んでください。

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